ソウル人、あしあ人と釜山で集まる

katzmak2004-06-25

 「近代韓日中歴史認識の境界」という学術交流企画に参加しようと思って、朝から張り切って会場の釜慶大学に行ったのですが、行ったら誰もいない。。。知り合いの先生に電話してみると「それはきのうだったんですよ」とのこと。うぉー!完全にスケジュール管理のミス。
 きょうは、あすから東西大學校で開かれる「韓日次世代学術フォーラム」で発表するために韓国人のSさん(わたしの職場の講師)が日本からやってくる予定。彼女には「釜慶大で会いましょう」と伝えてあったので、「こりゃいかん」と空港までお迎えに行く。
 空港でSさんに会い、一緒に東亜大學校に行って、東亜大學校でお世話になっている先生方にSさんを紹介していろいろとお話しをし、それから東西大學校に行って登録などの手続きをすまる。東西大では、やはり明日の発表のためにソウルから釜山に来ている日本人留学生のAさんとうまく合流できたので、3人で広安里にお刺身を食べに行った。広安里では "katzmak in Pusan" にも書いたことがある「民楽漁民鮮魚直販所」で、Sさんの活躍のおかげもあって、タコ、なまこ、ほや、ヒラメを安く買うことができ、「ハルメチプ」という屋台でさばいてもらって、3人でわいわいとしゃべりながら、たらふくいただいた。
 この3人で集まったのはきょうが初めてだったが、話せば話すほど、お互いのいろんな人と人とのつながりが確認できて、とても不思議な感覚になった。まさにオフラインのソーシャルネットワーキング(SNW)である、というか、それは逆さまで、こういう関係をネットワーク上でも実現・促進するためにSNWがあるという方が正しいのだろうが。
 食後は3人で近くの遊園地に行きバイキングに乗る(写真)。バイキングから眺めた釜山の夜景がとてもきれいだった。帰りに広安里の砂浜を歩いて、潮風を堪能し、ちょっと歩き疲れたところでタクシーに乗って帰路につく。SさんとAさんには明日の準備がまだ残っているので、少しもの足りないぐらいのところできょうはお別れにした。Sさん、Aさん、おつかれさまでした。明日もまたよろしくお願いします。