合同研究会

 韓国の慶北大學校(http://www.knu.ac.kr/)「汎アジア主義と東アジア協力体制」研究プロジェクトとの合同研究会に参加しました。きょうの報告は「帝政ロシア末期の汎アジア主義」と「黒龍会アジア主義運動」の2つ。前者の報告からは、19世紀末から日露戦争までの時期にロシアのなかで、ロシアのアジア的性格を重視してアジアとの連帯を志向した人々がいたこと、彼らは仏教とトルストイツルゲーネフの思想の影響を受けていることをはじめて知ることができ、有益であった。後者は、孫文内田良平および黒龍会とのかかわりを知ることができました。

【関連サイト】坪内隆彦さんの「アジアの声」http://park5.wakwak.com/~asia/index.html

【新聞記事】川口外務大臣が韓国を訪問し、潘基文外交通商大臣、廬武鉉大統領と相次いで会談。川口外相が22日の日朝首脳会談の内容を報告したのに対し、盧武鉉大統領は訪朝に「特別な敬意を表する」と評価。韓国側は、金正日総書記が6者協議の有効性を認め、朝鮮半島の非核化や核凍結、検証にも言及したことに期待感を表明。(『朝日新聞』30日付けの記事をもとにkatzmakが要約)