出会い

【ちょっとした話し】
 きのうはごくごく短い日記しか書かなかったのだけれども、「編集画面」に移ると「おとなり日記」がたくさん登録されていてびっくりしました。「卒論」というキーワードにひっかかったんですね。いまそういう時期なんで。
で、ちょこちょこと「おとなり日記」を見てみたのだけれども、苦笑してしまったのは「公共」をキーワードに研究している学生さんの日記。そのなかにある行政学の先生のエピソードが書かれていたのですが、その先生が修士論文を書くとき、行政学の大家の先生に「パブリック」ということを中心に議論を展開したいと申し出たら「そんなすぐには纏まらないものは止めたらどうか」と言われて挫折したとか。いやあ、実はきのう受け取った卒論にもろに「公共」に正面から取り組んだものがあるんです。無茶をやらせてしまったってことなのでしょうか、、、(汗)。まあ、よい訓練にはなったと思うのですが。

【お仕事】
2時限は「ネットワーク社会論」の最終授業。6年間担当してきた授業だが、来年は別の先生にお願いすることになり、おそらくそのままわたしは担当から外れるだろうと思われます。振り返ってみるといろいろ思い出もあり、少し名残惜しい。きょうは課題の総仕上げの実習事業で、みんな熱心に作業をしてました。けっこう面白いウェブサイトを作った学生さんも多く、ブログや掲示板も上手に使っていて、いやあ、感心、感心。
4時限は大学院の「地域政策史」。
5時限は来年度ゼミの学生さんたちとの初顔合わせ。その流れで、懇親会へ。

【本題】
2005年度ゼミ生は11人で男の子7人、女の子4人。わたしのゼミも早いもので2005年度で5期生になる。これまでは事情があって、少し間口の広いゼミ募集をして(させられて)きたのですが、今回からわがままを言わせてもらって(というか、自分の研究室としての方向性がしぼれてきたこともあり)、ストライクゾーンの狭いゼミ募集をした。どうなることかと思ったが、見事に適度な人数になった。こればっかりは自分ではどうしようもなく、ふたを開けてみたいとわからないのでねえ。
まあ、それはともかく、今回はわたしが前半いなかったこともあり、新ゼミ生で事前によく知っている学生さんがあまりいなかったのですが、会ってみると気持ちのいい学生さんばかりで、一安心。懇親会でも和気あいあいと語り合い、まあ、楽しくおつき合いできそうな気がします。お勉強の方はもちろんきっちりびしびしやるつもりです。